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狭い家でもできる、赤ちゃんのいる部屋づくり

更新日: 2026-10-22 · Fırat Onurcan Polat

日本の住まいでは、赤ちゃん専用の部屋を用意するよりも、リビングや寝室の一角にベビースペースを作るのが現実的です。寝る場所・おむつ替え・遊ぶ場所の3つを2〜3畳ほどにまとめ、動線と収納を先に決めると、狭い部屋でも無理なく暮らせます。

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HomePlannerの「発見」ギャラリーのインスピレーション画像です。アプリでは、ご自身の部屋の写真から始めます。

ベビースペースはどこに作る?リビングと寝室の選び方

生まれてしばらくの赤ちゃんは、昼間は家族の目が届くリビングで過ごし、夜は親と同じ部屋で眠ることが多くなります。そのため「赤ちゃんの部屋」を一つ用意するより、日中の拠点と夜の寝場所を分けて考えるほうが、1LDKや2LDKの住まいにはなじみます。

日中の拠点は、キッチンやソファから見える位置が基本です。ただし窓際は夏の直射日光や冬の冷気が当たりやすく、エアコンの風が直接当たる場所も避けたいところです。テレビ台や背の高い本棚のすぐ横も、物が落ちてくる心配があるので外しておきましょう。

  • キッチンから振り返って見える場所に、プレイマットを敷ける範囲を確保する
  • 窓・エアコンの吹き出し口・ドアの開閉範囲から少し離す
  • 背の高い家具の近くは避け、その家具自体も壁に固定しておく

2〜3畳あれば足りる?ベビースペースの広さとレイアウト

目安として、プレイマットとベビーベッドまたは布団を並べるなら、2〜3畳ほどの面積があると動きやすくなります。日本の標準的なベビーベッドは内寸120×70cm、ミニサイズは90×60cmが一般的で、外寸はそれより一回り大きくなります。置く前にメジャーで床に印を付け、柵を下ろしたときの開き方や、大人が横に立てる幅があるかを確かめておくと失敗が減ります。

レイアウトは「寝る」「おむつ替え」「遊ぶ」を一列にまとめると、部屋の他の部分を圧迫しません。ソファの背面や部屋の角を使い、L字に囲うようにすると、家族の通り道と赤ちゃんの場所が自然に分かれます。

家族の通り道を残すには:狭いリビングの動線

狭いリビングにベビースペースを作るときに見落としやすいのが、大人の通り道です。キッチンとダイニング、ベランダへの掃き出し窓、洗面所へ向かう扉の間には、少なくとも人が一人通れる60cmほどの幅を残しておくと、洗濯物や料理を運ぶときにマットやおもちゃを踏まずに済みます。

通り道を確保するために、ローテーブルを一時的にしまったり、ソファの向きを壁沿いに変えたりする家庭も多くあります。今ある家具を全部残そうとせず、この1〜2年はなくても困らない物を一つ減らすだけで、ベビースペースの余裕はかなり変わります。

ベビーベッドか布団か:寝る場所の考え方

和室や畳の部屋がある家では、布団で寝かせる家庭も少なくありません。ベビーベッドは高さがある分、腰をかがめずにお世話できるのが利点で、布団は場所を取らず、昼間はたたんで広く使えるのが利点です。どちらを選ぶ場合も、寝かせ方や寝具の選び方は、国や自治体が示す公式の安全な睡眠のガイドに従ってください。

寝る場所の周りには、ぬいぐるみや装飾、コード類を置かないほうが片付けも楽です。夜中に何度も起きる時期は、親の布団やベッドからすぐ手が届く距離にあると、移動が少なくて済みます。寝室にベビーベッドを置く場合は、親のベッドとの間に大人が立てるすき間を残し、夜中にお世話するときにつまずかないよう、足元にコードや物を置かないようにしておきましょう。

おむつ替えと授乳の場所をどう作るか

おむつ替えは、床にマットを敷いて行うと場所を選びません。専用の台を置く余裕がない場合は、低めのチェストの横に替えのおむつ・おしりふき・ごみ袋をまとめ、マットを広げるだけで始められるようにしておきます。

授乳やミルクの場所は、ソファの片側や座椅子の近くに小さなサイドテーブルを置くと便利です。飲み物、タオル、スマホを置けるだけで、夜中の動きがかなり楽になります。

  • おむつ替えセットは一か所に集め、キャスター付きワゴンなら寝室とリビングを行き来できる
  • 授乳場所の近くに、手元だけを照らす小さな照明を置く
  • ごみ箱はふた付きにして、ベビースペースから少し離す

狭い部屋のベビー用品収納アイデア

ベビー用品はサイズの小さい物が多く、気付くと床に広がりがちです。収納は「毎日使う物は腰の高さ」「ときどき使う物は押し入れやクローゼットの上段」と分けると、出し入れの手間が減ります。

横置きできるカラーボックスや浅い引き出しのチェストは、天板をおむつ替えの準備台として使えるうえ、成長すればおもちゃ棚として使い続けられます。押し入れがある場合は、中段にファイルボックスを並べ、肌着・スタイ・季節外の服を種類ごとに立てて入れると、奥の物まで見渡せます。おむつやおしりふきのストックは、まとめ買いすると想像以上にかさばるので、すぐ使う分だけをベビースペースに置き、残りは玄関収納や押し入れに回すと部屋がすっきりします。

夜のお世話がしやすい照明と光の調整

天井の照明だけだと、夜中にスイッチを入れたとき部屋全体が明るくなりすぎます。ベビースペースの近くに、明るさを調整できるスタンドや足元灯を置き、暖かい色の光で手元だけを照らせるようにすると、家族の睡眠も妨げにくくなります。

昼寝の時間には、遮光カーテンや遮光ロールスクリーンがあると部屋を暗くしやすくなります。賃貸でカーテンレールが一つしかない場合は、既存のレールに遮光カーテンを足して二重にする方法もあります。

成長に合わせて変えやすい部屋にするコツ

寝返りやハイハイが始まると、ベビースペースはあっという間に家全体へ広がります。最初から家具を作り込みすぎず、ジョイントマットやベビーサークルのように、広げたり外したりできる物を中心にすると、成長に合わせて組み替えやすくなります。

将来子ども部屋にする部屋がある場合も、最初の数年は収納部屋として使い、必要になってから机やベッドを入れるという順番で十分です。今の暮らしに合わせて、無理のない形から始めましょう。

よくある質問

子ども部屋がない1LDKでも、赤ちゃんを迎えられますか?

多くの家庭がリビングや寝室の一角にベビースペースを作って過ごしています。寝る場所、おむつ替え、遊ぶ場所を2〜3畳ほどにまとめ、収納を一か所に集めると、狭い住まいでも暮らしやすくなります。

ベビーベッドと布団、狭い部屋にはどちらが向いていますか?

布団は昼間たためるので床を広く使え、ベビーベッドはかがまずにお世話できるのが利点です。どちらの場合も、寝かせ方や寝具は国や自治体の公式な安全な睡眠のガイドに従ってください。

ベビースペースはリビングのどこに作るのがよいですか?

キッチンやソファから見える位置で、窓際やエアコンの風が直接当たる場所、背の高い家具のすぐ横を避けるのが基本です。背の高い家具は壁に固定しておきましょう。

ベビー用品の収納はどう分ければいいですか?

毎日使うおむつや肌着は腰の高さの棚やワゴンに、季節外の服やストックは押し入れやクローゼットの上段に分けると、出し入れが楽になります。